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世の中の進歩の仕組み◆
大きな話になりますが、この世の中にあるもので便利なものや面白いものの多くは、人間の頭の中で考え出されたものです。それらを研究し開発した人たちによって、生み出されてきました。人間は、欲望というものがあるために、不可能と思われることを可能にしてきたのです。たとえば、自動車・飛行機・電気などなど数え上げればきりがありません。
それでは、この世の中の発明と特許というものについてちょっと考えてみましょう。すごいものを発明した科学者や企業は、その発明品を世の中の多くの人に知ってもらいたいと考えます。その発明品が一般の人々にはまだ浸透していない場合、その先進性から多くの説明を必要とします。初めは、なかなか理解されないことが多いのです。もともとないものだからです。この時期は、一番、労力と資金がいるものなのです。
初期段階では、この発明品が世の中に浸透するかどうかわかりませんので、企業に資本力がなければ、広告や宣伝にあまり大きな資金はかけられないのです。そういうときに企業は、資金をかけずに浸透させたいと思うのは普通のことです。
これらの発明品が世間に浸透していく過程には、周期というものがあります。初期段階では、なかなか浸透していきませんが、ある時期を過ぎると急激に浸透していきます。そして成熟期に入っていくのです。この期間は、以前は長かったのですが、情報化社会の今ではとても短いものになっています。
そして伸びているある時期を境に、特許をかいくぐった『模造品』が安く出回ります。この時期に参入してくる人たちは、商売上手な人です。研究開発せずに、新しい発明の恩恵によって大きな収益を上げる人たちもいるわけです。ちょっと本質とはかけ離れているような気がしますが・・・
こうして、成熟期には似たような製品でいっぱいになります。企業は収益が悪くなりますので困ります。ここで次の発明品を考えていない企業は、滅びていきます。たった一つの発明だけでは、世紀を超えて長い期間、企業としては持続できないのです。
次の発明品の研究開発に力を入れている企業は、生き残っていきます。さらに先進のものを開発していくのです。自社で開発力がなければ、提携又は買収します。業務提携や買収には大変なお金と時間がかかります。良いものを一つだけ開発したベンチャー企業がなかなか長続きしないのは、大きな資本に取り込まれてしまうからです。最初から買収されることを目的に、ベンチャー企業を起こす人もいるかもしれません。
このようにして、一個人の力ではどうにもできないことも、多くの人たちの頭脳を結集させた企業と言うものによって世の中は進歩してきました。長く続いている企業や、営利に走らず良いものを多くの人に使ってもらいたいと考えている企業は、いつも次のことを考え準備しているのです。
あげまんの人や会社と付き合うといいことがあります。消費者により良い発明の恩恵をできるだけ安く受けてもらいたいというポリシーを持ち、いつも次の発明品の研究のために、利益からどんどんお金を使うことを考えている企業は、あげまんの会社と言えるかもしれません。
消費者は、これから自分で企業を選ぶ時代になったと言えるでしょう。企業を選ぶための条件はたった一つです。その条件は、企業が次の準備のための資金を用意しているかいないかということです。消費者は、企業の正しい決算書を読み、あげまんの企業かどうかを見極める必要があります。
とっても難しい話になってしまいました。
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